ときめきトゥナイトが30周年ですよ。
先日某『cookie』を立ち読みいたしまして。←買えよ!
#公式サイト発見しましたが、あまり利がなさそうな内容だったので割愛です。
というのも、もうちょっと熱い特集を組んでやってよ!と・・・苛立ちを覚えてしまったからなのですが。白い泉な出版社のすぐ割れてしまう透明な仮面を見習っておくれよ(あれはあれで問題ありだけど)。
アラサー&オーバーな女子(と男子)が、悶えた『ときめきトゥナイト』だぜ。むしろ、トリビュート本くらいだしちゃえよ!という勢いだと思うんですが。なんてったって、ガンダムと同じレベルですよ?「りぼん」初のメディアミックス作品ですよ?
思えば、りぼんを買い始めたのは、ぶっちゃけ第2部の鈴世の顔に萌えたからなんですけど?その後定期購読もふくめ、足掛け7年くらいは「りぼん」読者でした。後から知るところによると、当時は「りぼん」全盛期だったらしく、とにかく作家陣のレベルが高かったようです。
第2部からハマリ、コミックスを買い集め、気が付けば第1部にハマリ、真壁君にときめいていた小学校時代です。ああなつかしや。
少女マンガであそこまでの世界観を確立していたのがスゴイ。惚れた腫れたを元に、もうちょびっとだけ深いテーマを扱ったファンタジーのさきがけなのではないかと思います。男性作家じゃなかなかできない。なにしろ絵が美しすぎる。
現在は、「ときめきミッドナイト」というパラレル物を連載中というのも面白い。まとめ読みしていないので、漫画としての評価は避けますが。
特集と銘打って、当時から現代まで活躍している漫画家さんのメッセージがたくさんのっているんですが、その人選も、なかなか悲しいものでした。。。いろんな大人の事情もあるのだろうけれど、連載中に雑誌の主力だった先生方で固めるとか、テーマを絞ればよかったのに・・・と残念に思います。つまり、バラバラ。現cookie読者への配慮ってのが大きい理由なんだろうけども、残念です。ただの適当な企画にしか見えない。
愛があるだけに文句もいっぱいでてくるだよ・・・。いまのcookieは中途半端で買ってまで読みたいというパワーがある話が無い。このままじゃ、youngyouやyouとかの二の舞になりそ。。。きっと漫画家さんが悪いんじゃない。
そんなわけで、オタク話をつれづれと。まあやっぱり、悔しいと言えばそうなんだけど、今勢いがあるのは、少女コミックやチーズ系の少女マンガなのかもしれない。とはいえ、エロ推奨というわけではなく、キャラクターとコマ割りが動的で、絵も動きが感じられる作品が多いってこと。話自体は浅くて世界観もイマイチなんだけど。そこがクリアできれば、化ける人もいそうだけど。あそこを飛び出した新條センセは、SQで作品を連載中だけど・・・なんとも勿体無い。あえてああいう感じにしてるのかもしれないけど、あれは違うと個人的には思ふ。
ちなみに、今自分で揃えている漫画は、(敬称略)
・獣木野生(伸たまき)のPALMシリーズ。
100回読んでも飽きないし、感動する。完結まであと5年くらい。寂しい。
・よしながふみのきのう何たべた?
40代ゲイカップルの話。ショートショートなんだけど、気持ちの動きが出ていて心地よい。
・安彦良和の機動戦士ガンダムORIGIN
・ゴルゴ13
ゴルゴに萌えるアラサーとは如何にして(ry
あと、谷川史子センセのシリーズは時折無性に読みたくなるので買ってます。
他にも微妙にあるけど、気まぐれ。「それでも町は廻ってる」もじわじわくる漫画(おもしろさが)。水惑星もよかった。鶴田先生のエマノンもシリーズ化するみたいだし楽しみ(IKKIで)、それよりもforget me not の続編が読みたい。ミスター味っ子2も気になるし(笑)、地味に単身花日も気になる。
石本センセの新作も気になる。
ちなみに、石本センセの作品では、『ドレッシー・パンク』がお気に入りです。中盤からラストに向けての疾走感がたまりまへん。『アシスタント・レイディ』もおもろかった。
そういえば、最近『高校デビュー』(河原和音)を読み返して、改めておもしろいと思ってたトコでした。漫画って、雑誌で読むだけじゃなく、まとめ読みしてこそ面白い構成になってるものの方が多いから連載中は全体的な書けないな~と改めて思った。