26店舗耐久レース!?_大門横丁
まずまず、10/23にグランドオープンした『大門横丁』ね。コンセプトは、「語らい」。つまるところ、ジモティー(地元民)も観光のヒトも肩を寄せ合って語らおうじゃないのさ!ってとこか。ちなみに、サブタイトル(?)も含めた正式名称は『ひかりの屋台大門横丁』。
かつての大繁華街・函館駅前の『大門』と呼ばれた地域。。。も今は昔、繁華街は時代に従って北へ北へと流れ行き、多くの地方都市がそうであるように駅前の賑わいが遠のいていた昨今でありました。が、観光に来た人が必ず1度は通る駅前付近をもう一度よみがえらそう!と、第3セクター「株式会社はこだてティーエムオー」と函館市と、もちろん大門商店街の人々が中心となって『大門横丁』のオープンに向けてプロジェクトを進めてきてくれたようです。
・・・前置きはともかく、地元・函館の利を活かした海鮮系の小料理やお寿司ガ食べられる店から、洋風ダイニング系、それから北海道なジンギスカンやはたまたバーやアジアン系屋台まで、なんと26店舗も出店していて、東北以北では最大の屋台村とのことですよ。そういえば、ラーメンもあったし。
これから寒い冬が始まるので、若干心配は私の心に漂うもののドアもカッチリしていたし、暖房もちゃんと効いていたので防寒対策の面では大丈夫そう。と、ゆーわけで、開店翌日の24日の夕方からフラッと攻めてきましたの。
といっても、手持ちは少なく懐は寂しいので、飲みはナシ。自然と足は「居酒屋系」から「料理メイン系」に向かったわけで。。。行き着いた先は『アジアンキッチン・チェーズ』。ミャンマー出身の店主が腕を振るう店。カウンターと厨房が近いことから、ウエイターのおにいさん(19歳)の肩越しに、にゅ~っと厨房から顔を出して笑顔を振りまく店主さんは地味に癒し系ね。
メニューは安価で380円から。その日は飯気分だったので「牛肉のフォー」と友人は「ナシゴレン」をオーダー。ドリンクはナシです。寂しいけど。ちなみに、どうやら生ビールはどの店でも450円っぽい(あくまで推測)ですよ。なので、一軒につきだいたい1000円くらいあれば、最低限飲んでちょっと食べられる感じみたい。
と、そこに異変が!
突如年配のおじさまが、店に入店したのだった。
曰く、70歳。
曰く、孫娘と飲んでるみたいだなあ!
曰く、こんなハイカラな店、酔った勢いじゃないと入れないよ!
ということで、なんだか知らないけれどいきなり、私と友人とおじさまの3人で、場を共有することになったのでした。ハイカラな店で、メニューが良くわからないらしくなぜかオーダーを担当する我ら女2人。不思議な縁ですなぁ。
ところが、そのおじさまってば、すでに酔っ払い。かなりの酔っ払い(でも、上品な良い酔い方だと思う)。ずーっと何かをお話しておられたのだが、断片的にしかわからなかったですよ、ごめんなさい。でも、お話は面白かったです、断片的に。特に、おじさまが知り合いの出店に本州の某方面からお祝いに駆けつけたあたりに、バイタリティーを感じて面白かったですよ。ちょっと妙な感じになってしまったけど、ま、こーゆー狭い屋台の醍醐味ってやつですかね、たぶん。
そったら訳で、夜の『大門横丁』襲撃(1回目)は幕を下ろしたのでした。
せっかくだからこれからしばらくボチボチ通って、26店舗制覇したいところですね。
函館駅前付近で観光スポット乱れ打ちの西部地区からも割と近いし、夜遅くまで安く楽しめそーだし、まずまず、これからのオススメスポットにはなりそうです。というか、ここを観光のヒト向けオススメにしていくには、ジモティーの協力は必至ですねー。函館は割りとハマ言葉が飛び交っていて、ぶっきらぼうに聞こえる事もありますけど、根はいいヒトが多い(ハズ)なんで、試しに覗いてみてくださいまし。もしかしたら、ガイドブックには載っていない「裏観光スポット」なんてのも聞けるかもしれませんしね。
<関連サイト>
■大門横丁公式サイト
http://www.hakodate-tmo.com/yatai/