誰が見ても面白い?ラブコメ漫画のバイブル/めぞん一刻 高橋留美子

最近ドラマ化キャストで話題のめぞん一刻。知ってますよね。ボロッボロのアパート・一刻館で変態な住人達とともに住む浪人生である五代君。絶対出て行ってやると息巻く中登場する新管理人さんが響子さん。この2人の7年?にわたる結婚までのストーリーを全15巻で描くというのがこの漫画。
漫画読むなら知らない人はいないんじゃないか?とまで言えるほど有名なのでネタバレ書いてもええかな。でも昭和62年が最終巻発売だから全然知らない世代もいるのか。実際オレも現役ではほとんど読んでないし。
何が面白いかっつーと、ラブコメではあるんだが基本路線は誤解と介入によるドタバタコメディなわけで、いじられるのはもっぱら五代君と響子さんなわけ。時にライバルの三鷹さん。それがひたすら15巻(コミック版)まで続く。その過程で主役2人のじれったくて結果的にプラトニックな恋愛が変化・進化していくわけや。15巻の表紙が響子さんの白無垢っつー時点でハッピーエンドバレバレなんやけど、いろんな意味ですっげー強敵なこずえちゃんとか、終盤に存在感抜群な朱美さんとか、なんだかんだで終始後押ししてた一の瀬のおばちゃんとか、おもろいこと仕掛け人の四谷さんとか、絡んで混ぜてドキドキ大笑い、みたいな。
しかもいろんなところに大小様々な伏線が張ってあって、それが面白さを加速させてくれるし、何度でも読み返して面白い。あと登場人物達も安定してるし個性が豊か。うる星や犬夜叉などのSFでも怪奇物でもないので人間しか登場しないけど、どんな人物もそれぞれに光ってる。あと、普通の庶民っつーか、質素な生活してる人がほとんどっつーのも身近でええね。
でもアレやなー、響子さんが五代君をいつから”ちゃんと”好きだったかっつーのが最大の謎かな。実際どこやの?結局作者しか正解知らんのかも知れんね。あ、また読み返したくなってきたわ。
だーっと軽く通しても面白いし、何度も読み返しながらじっくり読んでもやっぱり面白い。漫画はこーでなくちゃ!と思える作品やね。 by 凸


実は小学校低学年くらいの時、土曜日の朝7時とかからテレビ朝日系列で再放送していたアニメを見ていたのよね~。そのころ、あるタイミングでハマッたのだけど、それからパッタリご無沙汰で、コミックスに再会したのが19の時かな。ついつい面白くて一気読みしちゃったもんねー。
五代くんと響子さんのラブコメなんだけど、これがまたうまくかんのよね。高橋留美子は、このあたりから"じらし"の天才への道を着々と歩んでいたのねー。この後連載した『らんま1/2』とか『犬夜叉』とかもラブはともかく進展が遅くてじれったいの!そこが読者をひきつける要因の一つよね。
同じオンナからみると、響子さんは正直言っていけすかない女ですね(笑)凸センパイなんかは、「響子さんええわ~v」なんて言ってたりするのを聞くけど実際にいたらイラつきますって、絶対(断言!)。そんな私は、五代くんみたいな不器用で実はやさしいヒトは大好き。でも、五代くんには選ばれない自信がアリマス。。。とほほ。by 凹


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誰が見ても面白い?ラブコメ漫画のバイブル/めぞん一刻 高橋留美子” に対して1件のコメントがあります。

  1. 犬夜叉

    犬夜叉『犬夜叉』(いぬやしゃ / ローマ字表記: ''Inu-Yasha'')は、高橋留美子による少年漫画作品、それに基づいたテレビアニメ作品を指す。また、本作の主人公の名前でもある。1996年より週刊少年サンデー(小学館)に連載中で、2006年11月現在47巻ま

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